築33年になる建て売り住宅の改修事例です。10年ほど前にこの住宅を購入された持ち主は、『あと30年ぐらい、安心・快適に暮らせる合理的なリフォームをしてほしい』と要望されました。構造補強+劣化対策⇒温熱改修⇒間取りや設備の更新といった優先順を整理しつつ、改修部分が出来るだけ重なるように、コストバランスを検討して応じています。
150年ほど前の安政年間に建った古民家の改修です。メンテナンスの行き届いた、非常に規模が大きい住宅です。納屋を解体して、水廻りと寝室を新築して、全体規模を縮小しました。冬の日常使う部分(LDK、水廻り、寝室)は断熱改修+区画し、主屋の座敷部分は、主に耐震改修を行って、実質的な快適性の確保と耐震を目指しました。
築25年のタウンハウス(連棟型長屋)のリフォームです。内装の間仕切りは、殆ど撤去してワンルーム化しました。床は無垢板、天井や壁は漆喰塗りにして自然素材で造っています。サッシのガラスは、ペアガラスに入れ替え、障子をつけて、断熱性をあげています。
築15年のマンションリフォームです。寝室内にあった収納を減らし、廊下などに面した家族が誰でも使える部分に収納を増やしました。床はカーペットを遮音床+無垢材に取り替え、壁天井のビニルクロスは、自然素材にしています。窓は結露対策として、真空ガラスにしています。